内容
そよぐ言葉のカフェで、
こころ、ほどく。
exhibition 「そよぐ。生きる。」
書家 藤木有紀
×
melancolia storytelling
×
chigaya bakery
によるインスタレーション展示。
melancolia storytellingの詩を
書家の藤木有紀が書にし
chigayaで撮影した
写真詩集「そよぐ。生きる。」を
空間として体感できる展示です。
書のあるカフェ。
生きた詩のあるカフェ。
書という絵画。
詩という情景。
詩に語りかけられ
自分と話す時間。
chigaya bekery辻堂は、オーナーのちがやさんと
著名なインテリアデザイナーによる
唯一無二のとても素敵な空間です。
この空間に掲げられた、書は、
異様な迫力があります。
いらっしゃる方がいて完成する
インスタレーション。
ぜひ、インスタレーション作品を
完成させにいらしてください。
chigaya bakeryさんに、
展示に合わせた期間限定の飲み物も
メニューに追加いただきます。
藤木は全日在廊
相澤【melancplia storytelling】は
23、24、25、26日に在廊いたします。
※展示する書は、日によって異なる場合があります。
期間と時間
2023年11月23日祝(木)〜27日(月)
10時〜16時
26日(日)はイベントのため15時まで。
27日(月)は13時まで。
お席のご予約
カフェのお席数が少ないため
1時間ごとのご予約も
第二希望まで承ります。
下記までご予約くださいませ。
fujiki-yuki1218@docomo.ne.jp
写真詩集「そよぐ。生きる。」の販売。
文庫サイズ。144ページ。
言葉と空間。自由の希求。
その他、書のカード、他の本の販売もいたします。
展示期間限定カフェメニュー
chigaya bakeryさんが、展示期間限定で、「ほうじ茶ミルクティー」をイートインメニューに追加してくださいました。この機会に、展示と、絶品のパンと一緒にお楽しみください。
プレゼント
ご来場いただいた方に、先着で、chigaya bakeryのスタッフで刺繍作家でもあるmikuさんに作っていただいた布とハーブの作品と、藤木さん直筆のカードをプレゼント。
chigaya bakeryさんらしい、気持ちのこもったおみやげです。
写真詩集「そよぐ。生きる。」を会場で購入された方には、書のカードを差し上げます。
イベント
お茶会とライブ
11月26日日曜日15時から。
一時間ほど。
書とテーブルセッティングのインスタレーションと
ライブをお楽しみいただきます。
1drink付き
2000円
ご予約は下記まで。
ayu.azw@gmail.com
※完売となりました。
ありがとうございます。
※写真はイメージです。
場所
chigaya bakery tsujido
神奈川県藤沢市辻堂6丁目3-10
JR東海道線/湘南新宿ライン 辻堂駅
徒歩13分
バス 辻堂03「辻堂団地行き」「高砂」下車
ご注意
■カフェは、座席数が少ないので、満席の場合がございます。
■カフェは、通常営業をしているので、オーダーをお願いいたします。
お問合せ
ご不明な点は以下までお気軽にお問合せください。
aizawa ayumu (melamcolia storytelling)
ayu.azw@gmail.com
藤木有紀
作家
藤木有紀
6才より筆を持つ。 師のもとで基本〜古典を学ぶ。 師範、成家、取得。 書展出品、書道教室講師を経て実用書道、筆耕に携わる。 相澤歩さんの詩と出会い、自由な表現を求めて書き始める。
melancolia storytelling(相澤 歩)
chigaya bakeryのオーナーのちがやさんのすすめで、40歳過ぎに表現活動を開始。詩、小説、音楽、写真、等の作品を発売。現在、本、CDは、42作品を発売。展示、ライブ等も行う。
note
chigayaで相澤さんの書いた「ベーカリー短編集」と出会った。とても惹かれて行くたびに読んだ。相澤さんは何冊も本を出されていた。「果肉」という詩集。やっぱり大好きになった。心に寄り添い、光になって、励ましてくれる。ちょっと寂しくて、温かい、、その詩を読むと心がすっとその中に入るような気がした。書きたい詩がいっぱいあった。筆で自由に書いてみたい、と思った。あまりお話したことがなかった相澤さんに勇気を出してお願いしてみた。お好きなようにどうぞ、と快く受けて下さった。そして書はchigayabakeryの壁に貼られ、写真になり、本に。それがすべてのはじまり。
藤木
〈いつでもはじめられる〉
娘が海外へ行く時期が決まった頃、新しいこと、好きなことをしようとふと思った。これまで家族優先の生活だったから好きなことを思いっきりするなんて考えたことはなかった。それからの私は自分の気持ちに耳を傾けていった。そして心の深いところにあった自分の思いを少しずつ出していった気がする。いつからでもはじめられることがある。自分の心の奥底のある思いに正直になっていい。いつからでも。
〈chigayaというカフェ〉
風を感じながら、その日の気分でミルクティーとドーナツやケーキを頂く。道を歩く小学生やお散歩の犬を眺めたり置いてある本や写真集を読むのが好き。 知っている方が来たらスタッフさんとみんなで話をしたり。そんな時間に心がほぐれていく。chigayaは私にとって、とても大切な場所。
〈紙〉
今、手元にある二種類の手漉きのカード。ひとつは山梨県身延町の西嶋和紙のもの。以前訪ねた時、女の方がひとりで漉いて作業していた。その背中越しに見える姿。もうひとつは湯河原にあるたんぽぽ作業所のもの。たったひとりの男の方が黙々と作業されていた。これらの和紙を展示で使わせて頂く。その方たちの姿を見て感じたこと。どんな思いでするかということ。一番大切なことを見失わずに。
〈詩〉
相澤さんの詩に出会い、書にすることが出来て 本当に幸せだと思う。 詩はちょっと寂しくてあたたかい。その中で私は癒やされる。 心に寄り添い、光になって、力をくれる。 読むと心がすっとその中に入るような気がして 書き終わると生きる力をもらっている。それが私にとっての相澤さんの詩。
〈ルール〉
書道には形がある。最初、ルールを逸脱するようなことをしても良いの?とも思った。書作品は書体、全体感、余白の美しさを追求する。私は言葉から書きたかった。言葉の世界を自分なりに表現したいと思った。書道から離れよう。自由に書くために。それを決めた。感じたままを書く。それが今のわたしの書。私はずっと自由になりたかったのかもしれない。見えない何かから解き放たれたかったのかもしれない。
藤木
展示の会場のchigayaは、根本きこさんのcoyaを手がけたアーティストによるデザイン、施工。大きな鏡はちがやさんがニューヨークで手に入れたもの。さらりと貼ってあるカードはリヒター。そんな空間にどんと詩を展示いたします。詩と空間を味わいにいらしてください。
相澤
大事なものに出会ったら、いつかなくなる、とすぐ考えてしまいがいち。どん底の時に出会ったchigayaというカフェは大事すぎたので、自立しようと思い、本を作り出した。その本を見て描いてみたいと思ってくださった藤木さんとchigayaで展示をする。ちいさな人生とちいさな運命のインスタレーション。
相澤
展示の会場chigayaのオーナー、ちがやさんが都心に展開する店舗のひとつは、イケてるお店の方と一緒のフードコート。事前の会議の時、こんなお洒落なひとに来て欲しいと話す店主さん達の中で、ちがやさんがぽつり。私は、近所のおじいさんおばあさんにも来て欲しいです。
相澤
わたしの言葉を、藤木さんに書いていただいて、chigayaに貼らせてもらったときの異様なあの感じ。あえて言葉にするとすれば、自由になる、か。藤木さんの文字は嗜みでも、高尚でもなく、囚われたこころを、自由にしてくれる。自由になりに、いらしてくださいね。
相澤